【東日本大震災から11年】 東北復興へ“新しい力”再起を促す草の根の“情動”

まずは「人の心に火を灯す」ことから始めよう!

●大震災「第2期復興・創生期間」の民の軸足は――未来を拓く“新しい力”

 全国で関連死を含む死者・行方不明者2万2207人を出した東日本大震災から、3月11日で11年となった。国は今年度からの5年間を「第2期復興・創生期間」とし、復興庁の予算は、風評被害対策を含めた原子力災害からの復興・再生に軸足を移し、約8割は原発事故被災地の支援や被災者の心のケアにあてられる。

 その対策の推移への評価はいろいろだが、震災前・災中・災後(暫定10年間)の連続性=タイムラインから芽生えた草の根の“新しい力”も見い出し得る。東京電力福島第一原発事故で全町避難が続く福島県双葉町で行われた壁画アート会社OVER ALLsによる「FUTABA Art Districtプロジェクト」。「壁画で先行して人が戻ってきた双葉町の未来を表現しよう」という“情動の発露”ともいうべき試みに、力を感じた。

OVER ALLs:住民ゼロとなった福島県双葉町に壁画アートを制作

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